可児市で多汗症(わき汗・手汗)の治療なら奥村皮フ科

「わきの汗ジミが気になって、着る服の色が限られてしまう」「手汗がひどくて、人と手を繋いだり、書類を扱ったりするのが怖い」…そんな多汗症のお悩み、一人で抱え込んでいませんか?多汗症は、医療機関で治療できる病気です。可児市今渡の奥村皮フ科では、保険適用の治療薬を中心に、患者様の悩みに寄り添った治療をご提案します。

可児市で多汗症(わき汗・手汗)の治療なら奥村皮フ科

多汗症の基本情報

多汗症とは?

多汗症は、体温調節に必要な量を超えて、異常に多くの汗をかく病気です。全身に汗が増える「全身性多汗症」と、わき(腋窩)、手のひら(手掌)、足の裏(足蹠)など、体の一部に限定して汗が増える「局所多汗症」があります。皮膚科で主に扱うのは局所多汗症です。

主な症状・初期症状

わき(腋窩)多汗症 衣服に汗ジミができる。
汗のせいで、頻繁に服を着替える必要がある。
汗が滴り落ちることがある。
手(手掌)多汗症 常に手が湿っている、冷たい。
紙に字を書くと濡れて破れてしまう。
スマートフォンやキーボードの操作に支障が出る。 精神的な緊張やストレスで症状が悪化することが多いのが特徴です。
汗で濡れているので握手をためらう。

原因・発症メカニズム

多汗症の原因は、完全には解明されていません。何らかの病気や薬が原因で起こる「続発性」と、原因がはっきりしない「原発性」に分けられます。局所多汗症の多くは原発性で、交感神経が過剰に働き、汗腺(エクリン汗腺)の活動が活発になることで発症すると考えられています。遺伝的な要因も指摘されています。

患者数・発症頻度

日本における原発性腋窩多汗症の有病率は約5.8%(20人に1人)、原発性手掌多汗症は約5.3%(20人に1人)と報告されており、決して珍しい病気ではありません。多くは思春期頃から症状を自覚し始めます。

診断・検査について

診断の流れ・手順

可児市の奥村皮フ科では、問診を中心に診断します。いつから、どの部位に、どの程度の汗をかくか、日常生活でどのような支障があるかなどを詳しくお伺いします。日本皮膚科学会の診断基準に基づき、重症度を客観的に評価した上で、治療方針を決定します。

必要な検査項目

通常、診断のための特別な検査は必要ありません。ただし、甲状腺機能亢進症など、他の病気が原因の続発性多汗症が疑われる場合には、血液検査を行うことがあります。

当院の検査設備・技術

多汗症の診断は主に問診によって行われますが、患者様が日常生活でどれほど困っているかを正確に把握することが、適切な治療選択に繋がります。当院では、患者様のお話を丁寧に伺い、単に汗の量だけでなく、生活の質(QOL)の低下度を重視して重症度を判断します。

検査費用の目安

診察は保険適用です。血液検査を行う場合、3割負担で3,000円程度が目安となります。

治療方法・治療選択肢

標準的な治療法

近年、多汗症に対する保険適用の新しい治療薬が登場し、治療の選択肢が広がっています。

外用薬(塗り薬)

抗コリン外用薬(わき汗・手汗) 汗を出す指令を伝える神経伝達物質(アセチルコリン)の働きをブロックし、汗の分泌を抑えます。わき汗用(エクロックゲル、ラピフォートワイプ)、手汗用(アポハイドローション)など、部位に応じた薬剤があります。
塩化アルミニウム 汗腺を塞ぐことで汗を抑えます。保険適用外ですが、古くから行われている治療法です。

内服薬(飲み薬)

抗コリン薬 全身の汗を抑える効果がありますが、口の渇きや便秘などの副作用が出ることがあります。
ボツリヌス毒素製剤局所注射(わき汗) わきの皮膚に注射することで、汗を出す指令をブロックします。重症の原発性腋窩多汗症に保険適用となります。効果は4~9ヶ月持続します。

当院での治療アプローチ

可児市の奥村皮フ科では、保険診療を中心に、患者様の症状の重症度やライフスタイル、ご希望に応じて治療法をご提案します。

保険適用の外用薬を第一選択に まずは、ご自宅で手軽に使用できる抗コリン外用薬(エクロックゲル、ラピフォートワイプ、アポハイドローション)から治療を始めることをお勧めしています。効果や副作用について丁寧に説明し、正しい使い方を指導します。
その他の治療法の紹介 外科的治療(交感神経遮断術など)が適していると判断される場合には、実施可能な連携医療機関へご紹介いたします。ボツリヌス毒素製剤注射(ボトックス)の施術は行っておりません。

治療期間・通院頻度

外用薬や内服薬による治療は、継続して使用する必要があります。通院は、薬の効果や副作用を確認するため、1~2ヶ月に1回程度が目安です。

治療費用・保険適用

抗コリン外用薬、抗コリン内服薬は健康保険が適用されます。

外用薬 3割負担の場合、薬剤費はおおよそ2,000円~5,000円/月です。

よくあるご質問(FAQ)

Q.市販の制汗剤と何が違いますか?
A.市販の制汗剤の多くは、汗の出口を一時的に塞いだり、殺菌成分でニオイを抑えたりするものです。一方、医療機関で処方される抗コリン外用薬は、汗の分泌そのものを指令レベルでブロックする、より根本的な作用を持っています。
Q.薬の副作用はありますか?
A.抗コリン外用薬では、塗った場所の皮膚炎(かぶれ)や、口の渇き、光がまぶしく感じる(羞明)などの副作用が報告されています。内服薬では、口の渇き、便秘、排尿障害などが起こり得ます。副作用が出た場合は、医師にご相談ください。
Q.治療で汗を止めると、体に悪い影響はありませんか?
A.わきや手のひらなど、局所的に汗を抑えても、全身の体温調節機能に影響が出ることはほとんどありません。他の部位から適切に発汗されるため、熱がこもるなどの心配はありません。

家族の方へのアドバイス

多汗症の悩みは、経験したことのない人には理解されにくいことがあります。「汗っかきなだけ」と軽く考えず、ご本人がどれだけ深く悩んでいるかを理解しようと努めてあげてください。日常生活に支障が出ている場合は、医療機関での治療を勧めてあげることが、ご本人のQOL向上に繋がります。

日常生活での注意点

  • 通気性・吸湿性の良い下着や衣類を選びましょう。
  • わき汗パッドなどを上手に活用しましょう。
  • 精神的な緊張で汗が増える方は、リラックスできる方法を見つけることも大切です。
  • 香辛料などの刺激物は発汗を促すことがあるため、控えめにしましょう。

予防・早期発見のポイント

原発性多汗症の発症を予防することは困難です。しかし、汗の量が多く、日常生活で困る場面(勉強、仕事、対人関係など)が出てきたら、それは治療を考えるべきタイミングです。我慢したり、一人で悩んだりせず、皮膚科に相談することで、生活が大きく改善する可能性があります。

関連情報・リンク

関連する疾患・症状

腋臭症(わきが)、甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫、更年期障害

汗の悩みは、もう一人で抱え込む必要はありません。可児市でわき汗や手汗でお困りの方は、ぜひ奥村皮フ科へお気軽にご相談ください。保険診療で始められる治療があります。

奥村皮フ科

院長 奥村 優香(病理専門医・細胞診専門医)
電話番号 0574-63-5300
住所 〒509-0207 岐阜県可児市今渡1653-1

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