可児市で掌蹠膿疱症の治療なら奥村皮フ科

手のひらや足の裏に、膿のたまった小さなぶつぶつ(膿疱)が繰り返しできて、皮がむけたり、ひび割れたりしていませんか?その症状は「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」かもしれません。治りにくく、日常生活に支障をきたすことも多いこの疾患、ぜひ専門家にご相談ください。可児市今渡の奥村皮フ科では、的確な診断のもと、患者様の症状に合わせた治療を行います。

可児市で掌蹠膿疱症の治療なら奥村皮フ科

掌蹠膿疱症の基本情報

帯状疱疹とは?

掌蹠膿疱症は、主に手のひら(手掌)と足の裏(足蹠)に、無菌性(細菌がいない)の膿疱が次々とできる、慢性的な皮膚の病気です。良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。

主な症状・初期症状

初期症状 手のひらや土踏まず、かかとなどに、かゆみを伴う小さな水ぶくれや、赤い斑点が現れます。
進行した症状 次第に膿のたまった黄色い膿疱が多発します。膿疱は数日で乾燥し、茶色いかさぶたになって剥がれ落ちます(落屑)。
慢性期の症状 症状を繰り返すうちに、皮膚全体が赤く、厚く、硬くなり、ひび割れて痛み(亀裂)を伴うこともあります。
関節炎 約10~30%の患者さんで、胸の中央(胸肋鎖骨関節)や背骨、腰などに関節炎を合併し、痛みを伴うことがあります(掌蹠膿疱症性骨関節炎)。

原因・発症メカニズム

はっきりとした原因はまだわかっていませんが、免疫システムの異常が関係していると考えられています。特に、以下のような要因が発症や悪化の引き金になるとされています。

病巣感染 虫歯、歯周病、扁桃炎、中耳炎など、体のどこかにいる細菌に対する免疫反応が、離れた場所である手足の皮膚に影響を及ぼすという考え方。
喫煙 患者さんの多くが喫煙者であり、喫煙が発症や悪化に強く関与していることが知られています。
金属アレルギー 歯科金属(詰め物など)やアクセサリーに対するアレルギーが関与している場合もあります。

患者数・発症頻度

日本の患者数は約13万人以上と推定されています。30~50代の女性にやや多く見られます。

診断・検査について

診断の流れ・手順

可児市の奥村皮フ科では、まず問診で症状の経過、喫煙歴、病巣感染(歯やのどの不調)の有無、金属アレルギーの有無などを詳しくお伺いします。その後、手のひらや足の裏に特徴的な膿疱や赤み、皮むけがあるかを視診で確認し、診断します。

必要な検査項目

他の疾患との鑑別や、悪化要因を調べるために、以下の検査を行うことがあります。

皮膚生検(病理組織検査) 症状が典型的でない場合や、水虫(白癬)や乾癬などとの鑑別が必要な場合に行います。局所麻酔をして皮膚の一部を採取し、顕微鏡で詳しく調べます。
血液検査 炎症の程度や、他の全身性疾患がないかを確認します。
金属パッチテスト 歯科金属などのアレルギーが疑われる場合に行います。テストは連携病院にご紹介します。
画像検査(レントゲン、CTなど) 関節の痛みを伴う場合に、骨や関節の状態を調べるために行います(必要な場合は連携病院にご紹介します)。

当院の検査設備・技術

掌蹠膿疱症は、時に他の難治性の皮膚疾患(特に膿疱性乾癬)との区別が難しいことがあります。当院では、病理専門医・細胞診専門医である奥村優香院長が、必要に応じて皮膚生検を行い、病理組織学的なレベルで確定診断を下すことができます。これにより、より確実な診断に基づいた最適な治療方針の選択が可能になります。

検査費用の目安

各種検査は保険適用です。皮膚生検を行う場合、3割負担で約5,000円~10,000円程度が目安です。

治療方法・治療選択肢

標準的な治療法

掌蹠膿疱症の治療は、まず悪化要因を取り除くこと、そして皮膚の炎症を抑えることが中心となります。

悪化要因の除去 【禁煙】最も重要です。禁煙するだけで症状が劇的に改善する方もいます。
【病巣感染の治療】歯科や耳鼻咽喉科を受診し、虫歯や扁桃炎などの治療を行います。
【金属の除去】金属アレルギーが原因と分かった場合は、歯科金属などを除去します。
薬物療法 【外用薬】炎症を抑えるステロイド外用薬や、角質の代謝を整えるビタミンD3外用薬を使用します。
【内服薬】ビタミンA誘導体(レチノイド)や、免疫抑制薬などが用いられることがあります。
【光線療法(紫外線療法)】PUVA療法やナローバンドUVB療法といった、特定の波長の紫外線を患部に照射する治療法も有効です。

当院での治療アプローチ

可児市の奥村皮フ科では、まず悪化要因の検索と対策を徹底的に行います。特に禁煙の重要性については、強くお勧めしています。その上で、ガイドラインに基づいた薬物療法を行います。

外用療法の徹底指導 症状や皮膚の状態に合わせて、ステロイド外用薬とビタミンD3外用薬を適切に使い分け、塗り方や保湿ケアについて丁寧に指導します
内服療法の提案 外用療法で改善が乏しい場合には、内服薬の使用を検討します。副作用などについても十分に説明し、ご納得いただいた上で治療を進めます。
新しい治療選択肢 近年、掌蹠膿疱症に対して高い効果を示す生物学的製剤(注射薬)が登場しています。重症で既存の治療法では効果が不十分な患者様には、このような新しい治療も選択肢としてご提案し、適応施設へのご紹介も行っています。

治療期間・通院頻度

慢性的な疾患のため、治療は長期にわたることが多いです。症状をコントロールしながら、気長に付き合っていく必要があります。通院頻度は、症状によりますが2週間~1ヶ月に1回程度が目安です。

治療費用・保険適用

掌蹠膿疱症の治療は、すべて健康保険が適用されます。3割負担の場合、初診で2,000円~3,000円、再診で1,000円~2,000円程度(処方箋料含む)が目安です。

よくあるご質問(FAQ)

Q.膿疱は潰した方がいいですか?中身はばい菌ですか?
A.いいえ、潰さないでください。自分で潰すと、そこから細菌が入って二次感染を起こすことがあります。また、掌蹠膿疱症の膿疱は無菌性であり、中に細菌はいないため、他人にうつることはありません。
Q.本当にタバコをやめないと治りませんか?
A.全員ではありませんが、多くの患者さんで喫煙が症状を悪化させていることが分かっています。治療効果を上げるためにも、禁煙は非常に重要です。
Q.仕事や家事で手を使いますが、どうすればいいですか?
A.水仕事や洗剤などの刺激は症状を悪化させます。できるだけ木綿の手袋の上にゴム手袋を着用するなど、直接的な刺激を避ける工夫をしましょう。また、こまめな保湿も大切です。

家族の方へのアドバイス

掌蹠膿疱症は、見た目の問題だけでなく、痛みやかゆみ、関節痛などで日常生活に大きな支障をきたします。また、うつる病気ではないことを理解し、ご本人を支えてあげてください。特に禁煙は、本人の意志だけでは難しいこともあります。ご家族の協力とサポートが大きな力になります。

日常生活での注意点

禁煙を継続する -
手足への刺激を避ける 水仕事の際は手袋を着用し、きつい靴は避けましょう。
保湿 ひび割れを防ぐため、保湿剤(ワセリンなど)をこまめに塗りましょう。
口腔ケア 虫歯や歯周病の予防・治療のため、定期的に歯科検診を受けましょう。
ストレス管理 ストレスや疲労は症状を悪化させることがあります。十分な休息を心がけましょう。

予防・早期発見のポイント

掌蹠膿疱症の発症を完全に予防する方法は確立されていませんが、最大の悪化要因である喫煙を避けることが最も重要です。手のひらや足の裏に、原因不明の膿疱や皮むけが繰り返しできる場合は、自己判断で市販薬を使い続けず、早めに皮膚科を受診して正確な診断を受けることが、症状の悪化や慢性化を防ぐ鍵となります。

関連情報・リンク

関連する疾患・症状

膿疱性乾癬、汗疱状湿疹、白癬(水虫)、金属アレルギー、扁桃炎、歯周病

治りにくい手足の膿疱の診断と治療を諦めないでください。可児市で掌蹠膿疱症にお悩みの方は、ぜひ奥村皮フ科にご相談いただき、一緒に治療に取り組みましょう。

奥村皮フ科

院長 奥村 優香(病理専門医・細胞診専門医)
電話番号 0574-63-5300
住所 〒509-0207 岐阜県可児市今渡1653-1

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